執筆者
池浦整形外科
院長池浦 淳
経歴
- 2001年関西医大附属病院 整形外科
- 2003年天心堂へつぎ病院 整形外科
- 2004年宇治徳洲会病院 整形外科
- 2005年市立岸和田市民病院 整形外科
- 2008年関西医大附属病院 整形外科
- 2017年関西医科大学総合医療センター 整形外科
- 2020年関西医科大学総合医療センター 脊椎神経センター 副センター長
骨粗鬆症の治療では、薬によって骨の強度を保つことに加えて、転倒や骨折を予防することも重要です。そのため、身体機能の維持や改善を目的としたリハビリテーションが大切になります。骨粗鬆症の方では、筋力の低下やバランス能力の低下によって転倒のリスクが高くなることがあるため、身体の状態に合わせた運動や動作の指導を行います。
骨粗鬆症の方へのリハビリテーションでは、次のような目的があります。
これらの身体機能を維持することで、骨折のリスクを減らし、安全に日常生活を送ることにつながります。
骨粗鬆症では背骨の圧迫骨折などによって姿勢が変化することがあります。背中が丸くなる姿勢は転倒や腰痛の原因になることもあるため、背筋や体幹の筋肉を意識した運動を行い、姿勢の改善を目指します。
下肢の筋力は歩行や立ち上がりなどの日常動作に大きく関わります。特に太ももやお尻の筋肉を鍛えることで、身体の安定性が高まり転倒予防につながります。スクワットやかかと上げ運動など、無理のない範囲で行える運動を取り入れます。
バランス能力を保つことは転倒予防にとても重要です。片脚立ちや歩行訓練などを行い、身体のバランスを保つ力を高めていきます。
歩き方の癖や姿勢の乱れは転倒の原因になることがあります。安全に歩行できるよう、身体の状態に合わせて歩行指導や運動を行います。
骨粗鬆症の方では、日常生活の動作にも注意が必要です。重い物の持ち上げ方や立ち上がり方、身体への負担が少ない動作などについても指導を行い、骨折の予防につなげます。
骨粗鬆症のリハビリテーションでは、無理な運動を行うのではなく、身体の状態に合わせて安全に継続できる運動を行うことが重要です。適度な運動を続けることで筋力やバランス能力が保たれ、転倒や骨折の予防につながります。患者様の状態に合わせて、無理のないリハビリテーションを行っていきます。
骨粗鬆症では骨の強度が低下するだけでなく、筋力の低下やバランス能力の低下によって転倒のリスクが高くなることがあります。そのため骨粗鬆症の治療では、薬物療法だけでなく、筋力維持や転倒予防を目的としたリハビリテーションも重要な役割を担います。
大阪府高槻市の池浦整形外科では、日本骨粗鬆症学会認定医のもと、骨粗鬆症の診断や治療に加えて、理学療法士によるリハビリテーションを行っています。患者様の身体の状態に合わせて筋力トレーニングやバランス訓練などを取り入れ、転倒予防や骨折予防につながる身体づくりをサポートしています。
骨粗鬆症による転倒や骨折を防ぐためには、適切な治療とリハビリテーションを継続していくことが大切です。骨粗鬆症と診断された方や、骨密度の低下を指摘された方、転倒しやすくなったと感じている方は、お気軽にご相談ください。







